図:津波に翻弄される人々(出典:風俗画報、臨時増刊第百十八号、海嘯被害録からの抜粋)
日本人の精神世界の形成にまで影響を与えてきたと考えられる津波という脅威にさらされている事から私たち日本人は目をそらさずにしっかりと向き合っていかなくてはなりません。
私飯沼勇義は東日本大震災からさかのぼる事16年前に仙台平野の歴史津波を著し、津波の恐ろしさと防災対策の必要性について訴えてきました。
私の警告が現実のものとなった今、私たち日本人は歴史津波から何を学び、どうこれから生きていったらよいのか私の活動を通してお伝えしていきたいと思います。
仙台市田子市民センターで講演
2013年09月30日 | 日記
東日本大震災から2年半となる9月11日に仙台市田子市民センター老荘大学公開講座において「歴史津波が語るもの」と題して講演を行いました。
日本図書館協会の選定図書に決定
2013年05月27日 | 日記
本文:新刊「解き明かされる世界最古の歴史津波」が日本図書館協会の選定図書に決定しました。より多くの方のお手元に拙著が届く可能性が広がり大変うれしく思っております。
なお選定図書については下記の協会ページをご覧ください。
http://www.jla.or.jp/activities/sentei/tabid/207/Default.aspx
新刊が出ます
2013年03月06日 | 日記
かねてよりご案内しておりました新刊「解き明かされる日本最古の歴史津波」が東日本大震災から丸2年となる来週11日に鳥影社より発行となります。
主な内容は以下の通りです。ぜひご購読ください。
【第1部 歴史津波】
東日本大震災前に著した「仙台平野の歴史津波」では貞観津波とそのひとつ前の西暦660年~670年ごろに起こった仙台沿岸津波までを解説してますが、今回は、さらに紀元前までさかのぼり、東北地方に周期的に歴史津波が襲来したことで、大きく日本の黎明期の縄文神と国造りの歴史が動いていくことについて、解き明かしています。
【第2部 2011年3月11日以前とその後】
大津波の再来を、予見し、防災を訴え続けてきたにも関わらず、多くの人命の犠牲を防げなかったことを通して、これからの研究のあり方はじめ様々なことについての、私の現在の考えについて述べております。
市民科学談話会で講演します
2013年03月05日 | 日記
3月22日にせんだいメディアテークで開催される、日本科学士協会主催の市民科学談話会において、「17年前、どうして津波襲来を予言することが出来たか」というタイトルで講演を致します。
協会員でなくても参加できますので、興味のある方は直接協会事務局へご連絡ください。
以下、ご案内です。
NPO法人日本科学士協会
関係者各位殿
NPO法人日本科学士協会
第10回市民科学談話会開催のご案内
拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます
東日本大震災に際しましては、科学、科学者に対しまして多くの教訓を与えたようです。日本科学士協会としましても心身ともに多大な衝撃を受けました。立ち上がりますに大分時間を要しました。今回の教訓をもとに、震災後中断しておりました市民科学談話会を再開することに致しました。再開が、当協会の趣旨であります国つくり、復興の一滴になることを願うものです。
再開にあたりまして、飯沼 勇義氏を講師に迎えまして、第10回市民科学談話会を開催いたすことになりましたのでご案内申し上げます。
飯沼 勇義先生は、東日本大震災以前より巨大津波の襲来を警告してきました歴史研究家で、著書「仙台平野の歴史津波」(今年:平成25年3月、復刻版を本田印刷所より出版))で、津波の恐ろしさを伝えてこられました。
ご関心のあるかたどうぞご参加頂けますようご案内申し上げます。
敬具
追伸:これまで参加なされました方々へご案内させて頂きました。震災で資料等紛失しました。ご案内できない方もおられるかと思います。ご関心の方にお誘い頂けましたら幸いです。 事務的扱いで宜しいです。ご参加ご希望の方は、返信ください。
日時:平成25年3月22日 (金)15;00~17;00
場所:せんだいメディアテーク(2F会議室)(定員20名)
〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
参加者、参加費:どなたでも〈協会員並びに一般の方〉参加できます。無料
参加申し込み(連絡先)(FAXかメールでお願い致します)
〒981-1104 仙台市太白区中田3-8-2 日本科学士協会事務局(猪岡)
FAX 022-241-1146, メール S3inooka@aol.com
プログラム
[14:50 受付け]
15:00~15:10
日本科学士協会[市民科学談話会再開に関して]
猪岡尚志(日本科学士協会)
15:10~16:10
講演 「17年前、どうして津波襲来を予言することが出来たか」
飯沼 勇義氏
16:15~17:00
講演者、参加者とのフリー談話
《せんだいメディアテーク会場案内》
交通:地下鉄:仙台駅から泉中央行きで3分,匂当台公園駅下車「公園2」出口から徒歩5分、バス:JR仙台駅前から「定禅寺通市役所前経由交通局大学病院」行き約10分、メディアテーク前下車、タクシー:JR仙台駅から約7分車:東北自動車道仙台宮城ICから約10分、
(メディアテーク;TEL 022-713-3171、所在などの問い合わせのみ、行事に関しての問い合わせは出来ません)
建築・まち・環境フォーラムでの講演
2012年06月29日 | 日記
本日、宮城県建築住宅センター主催の『第21回建築・まち・環境フォーラム』で『津波を踏まえたまちづくり』というテーマまで、講演をさせていただきました。出席者は建築関係の法人の代表者・団体の関係者・行政の関係者の方達50人でした。
講演中みなさんに強くお伝えしたことは、以下の2点となります。
貞観津波以前に西暦95年から180~200年周期で仙台平野は大津波に襲われている、1000年に一度の大震災といわれているが、もっと短い周期で津波襲来を想定したまちづくりを検討する必要があるということ。
また、私が特許も取得しているフルボ酸鉄を使うことで、放射性物質の除線や、防潮林の復活を早いスピードで実現させることなどに非常に有効であること。
1時間半の話のあと、色々と質問を頂き、有意義な講演会となりましたこと、主催者各位に感謝申し上げます。
飯沼勇義について
連絡先 飯沼勇義顕彰会 090-3752-9090 担当 谷津
著書一覧
知られざる中世の仙台地方:宝文堂1986年
仙台平野の歴史津波:宝文堂1985年
3.11その日を忘れない:鳥影社2011年
世界最古の歴史津波:鳥影社より近日刊行予定
震災後の活動履歴
H23.09.07:仙台市柏木市民センターにおいて講演
H23.09.14:東仙台コミュニティーセンターにおいて講演
H23.10.28:TLC(生保協会認定FP)の東北ブロック支援講演会・交流会において
講演
H23.11.08:仙台西ロータリークラブ 例会において講演
H23.12.08:仙台宮城野ロータリークラブ 例会において講演
H23.05.10:(財)日本建築業協会の招きで特別講演(仙台フォーレス)
H23.06.14:仙台財界人の招きで特別講演(仙台国際ホテル)
H23.06.23:仙台市八本松市民センターにて講演
H23.07.09:AALA主催講演会「3.11その日を忘れない」(仙台弁護士会館)
H23.07.20:東北大学理学部大学院生に講演
雑誌掲載履歴
H23夏:「季刊東北学大28号」(東北芸術工科大学刊)の同大学院長入間田宣夫教授の論文に紹介文掲載
H23.10.15:歴史学研究会編集「歴史学研究 第884号」に平川新氏により紹介
H23.11.15:「東北税理士会報」に紹介記事掲載
H24.01:「月間ティグレ1月号」にインタビュー記事掲載
H24.02:TLC(生保協会認定FP)会の会報誌「TLCNO.125」に講演会の紹介
記事掲載
H24.02:「建築技術2月号」に紹介記事掲載
H23.07.20:「仙台スクールオブデザイン」掲載
新聞掲載履歴
H06.10.17:河北新報「仙台沿岸に大津波が来る!?周期性に注目対策呼び掛け」
H08.06.14:読売新聞「対策は進んだか 三陸津波から100年 相対危険度Aランクも」
H17.02.03:河北新報「仙台湾襲う巨大津波数百年に1回発生」
H19.09.04:河北新報「自らの判断で命を守る 大津波への備え」
H21.11.17:河北新報 「カキ殻肥料で松林元気に 岩沼・松くい虫対策3市議が散布」
H22.08.17:読売新聞「カキ殻肥料で松枯れ防止 岩沼市議ら実証」
H23.05.09:河北新報 「異能の歴史研究家」
H23.06.16:河北新報 「仙台平野津波の歴史検証 95年に警告本出版 郷土史家飯沼さん新書」
H23.08.24:建設通信新聞 「地震活動 房総から日向まで南下 過去をもとに予測された津波と今後の対応」
H23.09.11:日本経済新聞「知を結集し歴史の教訓に」
津波を我が目で捉えんと仙台市宮城野区蒲生に居住ご被災。現在は宮城野区高砂の仮設住宅で生活し、仮設住宅の住民たちの自立に向けての活動も率先して行なっている。